「氷瀑」とは、滝が凍る現象をいいます。
国立滝野すずらん丘陵公園内にある「日本の滝百選・アシリベツの滝」は、
もっとも冷え込む時期である1月から2月頃になると、
26mもの高さがある滝の全体が完全に凍りついて、大きな氷柱になります。
アシリベツの滝は左右ふたつがあって、右側の大きなものは厚別川本流の滝です。
かなりの迫力と見ごたえがあり、自然の造形美を体感することができます。
左側になる「枝沢の滝」は水量が少ないために氷模様も繊細なものであり、
まるで美術品のようです。
神秘的な光景でもあり、寒いほど美しくに見えるともいわれています。
札幌市内において太陽の光で輝く氷瀑は、
アシリベツの滝でしか見ることができないということもあって、
冬の名所にもなっています。
滝は東向きであり、晴れている日の午前中には日光が当たって美しさが増しますから、
訪れるタイミングとしては特におすすめです。
もっとも美しい時期は、厳冬期にあたる1月から2月中旬にかけてです。
駐車場から滝までは公園内を15分ほど歩くことになりますが、
駐車場からの道はしっかり除雪されていますから、心配はありません。
それでも、あたたかい服装で出かけることをおすすめします。
↓アシリベツの滝の氷瀑 札幌 滝野すずらん丘陵公園(2013/01/20)北海道新聞
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